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バリバス アルティメットファイティングリーダー自作

 

クロマグロキャスティングゲーム第一人者の佐藤偉知郎氏の完全プロデュースの、

VARIVAS  アルティメットファイティングリーダーの作り方を紹介!

5月24日現在まだ発売されていません。

このアルティメットファイティングリーダーの事を知ったのは雑誌のソルトワールドで知り、2月の大阪フィッシングショーに行き、バリバスのブースで現物を確認し、スタッフさんと話してきました。

そのスタッフさんにスイベルとの結束について聞くと、企業秘密なのか、ゴニョゴニョと、詳しくは教えてもらえなっかたので、スイベルとの結束はオリジナルとは異なります。

アシストフックを作るより簡単なので興味のある方作ってみてはいかがでしょうか!

バリバス アルティメットファイティングリーダーとは

出典:VARIVAS

 

●リーダーには、信頼の「アバニ キャスティングショックリーダー マグロ」を使用。
●スイベルは、SOULS社拘りのBBパワーマックススイベル「BB STRONG」を採用。万全の態勢でモンスターとのファイトに望めます。
●ザイロン素材にリーダーを通したままリングへと接続することで、万が一リーダーの締まり切れが生じた場合でも、ザイロン素材がアシストする二段構え。また、ルアーアクションを損なわせないだけではなく、歯切れをも防止します。
●豊富なラインナップでモンスターのみならず、パワーファイトが必要なあらゆるシーンに対応します。

引用:VARIVAS 

国内のクロマグロキャスティングゲームを確立してきた、SOULS(ソウルズ)の佐藤偉知郎氏がモンスターマグロと対峙するために考案したリーダーシステム。

それがバリバス アルティメットファイティングリーダーです。

構造は、リーダーをザイロンノット(25cm~45cm)に通し、リーダーが入ったザイロンノットをボールベアリングスイベルに結束をする。

そしてこのラインシステムのキモである8字ノットを施します。

結束部と、ザイロンの端をセキ糸で巻き付け固定し、シンプルな構造です。

バリバス アルティメットファイティングリーダー使用のメリット

佐藤偉知郎氏いわく、スイベルとの結束部のリーダーが締まり切れが生じてもザイロンノットは切れないのでファイトを続けることができ、またリーダーの歯切れ防止にもなった。

ルアーのかかり具合によっては、リーダーが歯に当たったり、体に巻き付いたりして、かなりのダメージを受けるが、ザイロンノットと、途中に施した8字ノットのおかげで、最悪、中のリーダーが切れてもザイロンノットで持ちこたえることができるのです。

アルティメットファイティングリーダーを自作するメリット

今後市販されます。

しかし、発売前に釣行予定が入っている方や、モンスターとは対峙しないけど使ってみたい。

でも、市販品は、自分の釣りものに対してリーダーが太過ぎる(市販品は105LB、30号からのラインナップ)ので、自分の釣りものにあったアルティメットファイティングリーダーが作れる。

スイベルも自分好みのものが使え、ザイロンノットも好みの長さでつくれます。

実際にわたしは、60LB(14号)で自作して使っています。

アルティメットファイティングリーダーの基本構造

 

アルティメットファイティングリーダーの構造はとてもシンプルです。

あなたがいつも使うリーダーの先端に、芯を抜いたザイロンノットを被せ、先端にボールベアリングスイベルや、ソリッドリングを結束します。

そして、ザイロンノット部分に8字ノットをほどこします。

ザイロンノットの両端はセキ糸で固定します。

以上です。

リーダーの太さに対して使うザイロンノット

アルティメットファイティングリーダーを自作するうえで、まず悩んだのが、使うリーダーに対してザイロンノットの号数を、選ぶ事でした。

なぜかというと、基本構造でも説明していますが、ザイロンノットの中にリーダーを通さないといけないのです。

ですので、ザイロンノットのが細すぎると、リーダーが通らないですし、太すぎるとスイベルの結束がやりずらくなってしまうので、できるだけ丁度いい号数を選ばないとなりません。

ザイロン30号にリーダー105LB(30号)を入れるとブカブカになります。

きつければきついほど、全体が締まることによって強度がでますが、しなやかさが失われルアーの動きに悪影響が出てはダメなので、やはりきつくもゆるくもない丁度いいサイズが理想ですね。

リーダーが105LB(30号)以上であれば、バリバスのカタログにザイロンの号数も記載されているので、その号数を使えばいいです。

問題は、105LB(30号)以下のリーダーを使う場合です。

だいたいの目安として、ザイロンの号数の、1.5~2倍のリーダーを入れられますみたいです。

わたしは、その事をまだ知らなかった時は、釣具屋の店員さんに聞きました。

「ザイロンに40LB(10号)と、60LB(14号)を入れたいのですけど、何号がいいですか~?」って。

親切な店員さんはのノギスでサイズを計って教えてくれました。

わたしが、40LB(10号)と60LB(14号)でしかアルティメットファイティングリーダーを自作してないので、この2サイズの場合のザイロンの号数をお教えしておきます。

リーダー ザイロン(号)
LB
40 10 8   12
60 14 12  15

バリバスのアルティメットファイティングリーダーのサイズも書いておきますね。

リーダー ザイロン号/(長さ)
LB
105 30 15/25

130 35
140 40 15/30
170

50

20/35
20/40
200 60 25/40
220 80 30/45

 

自作に必要な道具

今回使用する道具を紹介します。

自作に必要なアイテム

ショックリーダー:使用予定の太さのリーダー

ザイロンノット:リーダーの太さに合わせた号数

セキ糸:2号の赤をつかっています。

ボビンホルダー:セキ糸とセットでつかう。

瞬間接着剤:液体状のほうが使いやすい。

スイベル:ボールベアリングなどの回転するものがよい。

以上のがあればアルティメットファイティングリーダーを自作できます。

ショックリーダー

ショックリーダーは使いたいものでだいじょうぶです。

市販品は、バリバス アバニ キャスティングショックリーダーMAGUROです。

私も市販品と同じように、バリバス アバニ キャスティングショックリーダーMAGUROで作ってみたかったのですが、105LB(30号)からしか無いのでバリバスオーシャンレコードショックリーダーの60LB(14号)で自作しました。

オーシャンレコードショックリーダーは35LB(8号)から370LB(100号)の17種類あるので、キャスティングから、ジギングまでいろいろな魚種に対応しています。

ザイロンノット

ザイロンノットは使用するショックリーダーに合わせて上記の表を参考に選んで下さい。

セキ糸

PEラインを流用することも可能ですが、物によっては瞬間接着剤をはじいたり、染み込まない事もあるので、できればセキ糸の使用をおススメします。

私は初めてアシストフックを自作する際に何も考えずに買ったセキ糸2号を使っていますが、他のサイトを見てみると1号くらいで十分みたいです。

ボビンホルダー

セキ糸とセットで使うものです。

糸を通す口が金属と、セラミックの物が有りますが、どちらでも良いとおもいます。

メーカー不明の安い金属製を使っていますが、何の問題もありません。

セラミックの方が高価になります。

但しどちらにしてもセキ糸のボビンを押さえ強さを調整できる黒い樹脂が付いている物を買ってください。

私のは付いていないのでセキ糸にテンションを掛けて巻くのに不便です。

金属製です。

セラミック製です。

瞬間接着剤

巻き終えたセキ糸を固定、コーティングするのに必要です。

瞬間接着剤で固定しないとすぐにほどけてしまいますし、強度の出ません。

瞬間接着剤には、液状とゼリー状の2種類があります。

セキ糸の内部まで浸透させて、固定する必要があるので、必ず液状の瞬間接着剤をつかってください。

ゼリー状だと内部まで浸透せずに、表面のみ硬化してしまい、十分な強度が出ません。

100均の瞬間接着剤で大丈夫です。

アシストフックでも100均以外使ったことはありません。

スイベル

スイベルも好みです。

ベアリングを使用してクルクルとよく回るもやのや、シンプルにソリッドリングだけでもいいと思います。

市販品は、SOULS社のBBパワーマックススイベル「BB STRONG」を使用。

私は、DAIWAのSALTIGA「SGスイベル」です。

アルティメットファイティングリーダー自作の手順

ザイロンノットの長さを決める

ショックリーダーに被せるながさ+スイベル結節分です。

市販品の長さを「リーダーの太さに対して使うザイロンノット」の表に書いてあるので参考にして下さい。

スイベルとの結節は、リーダーとザイロンの2重になってやりにくいので、大きく結んで締め込んだ方がやりやすかったです。

その為長めに切ることをおススメします。

ザイロンの芯を抜く

任意の長さにきったザイロンから芯を抜きます。

先端を少しほどいてあげると芯が顔を出します。

出た芯とほどいた部分を軽く持ってあげると抜きやすいです。

リーダーをザイロンに通す

芯を抜いたザイロンにリーダーを通します。

ザイロンの編み込みを緩めると、通しやすくなります。

スイベルに結節する

スイベルとの結節ですが、市販品の結節方法はわかりません。

フィッシングショーの時に現物を見たのですが折り返してあるようにしか見えませんでしたし、スタッフさんに聞いても何ノットかはおしえてもらえませんでしたので、今回はジギング魂さんの「最強チューブノット」で結節しました。

ジギング魂さんのホームページはこちら

ザイロンの両端をセキ糸と瞬間接着剤で固定する

スイベルとの結節が終わったら余分なリーダーザイロンをカットします。

そして、セキ糸を巻き付けて固定します。

まきおわったら、セキ糸に瞬間接着剤を染み込ませ固定。

8の字ノットを施す

最後に8の字ノットを施して完成です。

アルティメットファイティングリーダーの8の字ついて佐藤偉知郎氏は、

このシステムの強度をきめているキモが8の字結び。8の字自体、折曲がるところがない、すべてにアールがついている結び方。

ノットのなかでも強度を発揮できる結びです。

引用:ソルトワールド Vol140

8の字を施す場所は真ん中より上、リール側に施します。

もし8の字より下でザイロンの中のリーダーが切れても、ザイロンとスイベルはつながっていて、切れたリーダーの上側は、ザイロンと8の字で繋がっていてくれるのです。

まとめ

バリバスアルティメットファイティングリーダーの構造はとてもシンプルですので、アシストフックの自作できる方ならすぐにできますし、初めての方でもザイロンにりーだーを通して結ぶだけです。

私は自作アルティメットファイティングリーダーをジギングにも使用しています。

なぜなら、鰆などの歯魚にリーダーを切られて、ジグを1日に何本もロストするのを見てきたので、その対策として使っています。

多分アシストフックより簡単かもしれないので、ぜひチャレンジしてみては。

今日はここまで。

初めて

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