10月位から日本海で青物が釣れ始めるけれど2019年の日本海はいつもと違う。
毎年10月の中頃位に福井県三国沖に落とし込み釣りに行くのですがここでも、青物が釣れないのです。
釣れないというよりは、落とし込みで必要なエサになるイワシやアジが居ないのです。
これは海水温が高いのが原因とかレジームシフトとか乱獲による資源の枯渇などなど。
海の中が年々変化しているので去年釣れたからといって、今年も同じように釣れるとは限らない事に気付かされました。
そんな状況の中、11月後半になって青物の釣果が上向いているとの情報を聞きつけたので12月1日と3週間後の22日の2回敦賀沖へ釣り仲間3人、いつもの様にプレジャーボートで電動ジギングいってきました。
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カタクチイワシの適水温14~18℃
海水温度は11月上旬で約20℃。そこから徐々に下がっていっき、11月下旬で約17℃。
イワシの適水温になったからイワシの群れが敦賀沖に大量に入ってきたのだとおもいます。
1回目の状況
冬の日本海は低気圧の影響で海が荒れるのでシケで出船出来ないこともよくあります。
当日の予報
天気:晴れのち曇り
気温:最低9℃ 最高14℃
風速:5~7m/s
最大瞬間風速:9m/s
波の高さ:1m
上の画像は風予報アプリのWindyの当日の予報。
このアプリ一週間の風向き、風速、波など釣りに必要な情報が見れるのでぜひ使ってみてください。
実際に風が強くので白波も立ち、釣りの最中はしっかり踏ん張らないと立っていられないし、移動中は船のあげる海水シャワーを大量に浴びるような状況でした。
気温は14℃で風が強いので体感温度はさらに低く感じますが、ワークマンのおかげで寒さで縮こまることはありませんでした。
オッターテイルで爆釣
↑1回目のヒットジグ。オッターテイル170g 鉛モデル 緑金グローベリー
↑反応が無かったジグ。
すべて電動ジギングで使いました。
1時間近くボートを走らせてポイントに到着し、魚探と船長A君の勘で駆け上がりを流してみると、1頭目でヒット。
しかし風が強いのですごい勢いで、ボートが流され、駆け上がりポイントから外れてしまう。
このポイントから外れると、全く当たらす、船を流し直すと必ずヒットする。
しかも、3人同時ヒットすることもありました。
ちなみにA君、Kさんもヒットジグはオッターテイル170g
アクションは速めのワンピッチジャークでボトム付近でハマチがヒットし、中層近くまでシャクリ続けるとヒラマサがヒット
1回目の釣果
3人で
ヒラマサ 3本 ハマチ24本
家で食べるには十分なので、いつもより早めにあがりました。
2回目の状況
当日の予報
天気:曇り
気温:最低9℃ 最高10℃
風速:2~3m/s
最大瞬間風速:4m/s
波の高さ:1.5mうねり有
1回目の釣行と比べ風が弱かったので体感的にはワークマンのおかげで寒くなかったです。
しかし、波も高くうねりがあり、そのため船がよく揺れて釣り辛い状況ですが、電動ジギングのメリットである片手でジギングが出来るので、ボートのスターンレール(手すり)をつかみながら釣りをしました。
3週間前とは違って朝一番にポイントへ移動中に、ハッキリクッキリと潮目が出ていたので試しにジグを落としてみると、1投目でヒット。
上がってきたのはサゴシ。
この潮目では中層をサゴシが泳いでいるらしく、サゴシカッターがひどく私はジグ(オッターテール)を1本のみロストしましたが、Kさん4本位、A君2本リーダー切られてジグをロストしました。
エソが釣れだしたのでポイントを移動。
途中、小さいナブラが起きたけれどすぐに沈んだ為、前回のポイントに移動。
しかし、今回は前と違って魚探には反応はないし、ジグにも反応が無いので早々にポイント移動。
船長A君の提案で途中ナブラのあったポイントへ行くと魚探に反応があるので、やってみると見事的中。
このポイントではハマチがコンスタントに釣れ、またしてもヒラマサゲット。
しばらくすると、船から少し離れたところで鳥が騒めきだしたため、全速で近づいていくとナブラが起きていたので、念のためキャスティングセットを持ってきたのでナブラ射ちをすると見事ヒット。
念願の寒サワラゲット。
その後Kさんジギングで80cm近いサワラをゲット。
↑ヒットジグ
2回目の釣果
3人で
ヒラマサ 3本 ハマチ21本 ワラサ 1本
サワラ 2本 サゴシ4本
今回も十分釣れたので、早上がりでございます。
まとめ
この時期のハマチは脂がのっていてすごく旨い。
その代わりにワラサは何故か脂がのってなくてパサパサです。
ブリは最近釣れてないのでわかりません。
ヒラマサは通年通して旨いですが、今回初めて自分で釣ることが出来たこが何より嬉しかったですね。
サワラは、やはり寒が付く時期の物は旨いです。
今回、オッターテイル緑金ベリーグロー170g一本でほとんど釣り上げました。
1本のジグで釣れ続けることが出来たオッターテイルの凄さ実感しました。
このオッターテイル、11月の三国釣行でも威力を発揮しています。
ショートジグや、タングステンなどイロイロ使いました反応なし。
ところがオッターテイルに変えた途端にドッカーンとワラサがヒット
ダイワ SALTIGA TB JIG は鳥羽沖はもちろん日本海でも実績のあるジグで、シルエットもオッターテイルに近いですがやはり、今回は全く反応がありませんでした。
オッターテイルは安いジグでは無いですが、敦賀沖や三国行くなら持っていきたいジグですよ。
おわり。